2022.12.28 ルクソール2日目
7〜22℃ 1ポンド=5.42円
泊まっているイベロテルホテルの朝食がすごく良かったです。
この奥のシェフに頼むと出来立てのオムレツを作ってくれて、それが超絶美味しいです。
ルクソールはエジプトで一番と言っていいほど見所の多い街です。
ルクソールはかつて古代エジプト時代、テーベとして栄えた首都です。
2023年にもお墓が発掘されたとかでニュースになっていました。
ルクソールはナイル川を境目に東西に分かれており、太陽が昇る東側は「生者の街」、沈む西側は「死者の街」と呼ばれています。
東側は見所も少しでコンパクトにまとまっていて、ホテルやお店なども多くなっています。
一方西側の方は、見所が多く散らばっている感じです。
長旅だったということもあり、今日は飛ばさずに東側をゆっくり観光し、体力が必要な西側は翌日に回すことにします。
ホテルを出ると、いきなり待ち伏せしていたタクシー・馬車・ボートの客引きで始まります。
無視してイヤホンしていても、5分くらい一緒に歩いてくるのはちょっとキツイ...
ルクソール神殿
歩いて、昨日の夜も来たルクソール神殿へ。
この馬車の客引きも中々きつかったです。
パッと見た感じ神殿の入口がどこかわからず、下の写真の前にあるモスクに一旦入りました。
モスクを出てもう少し北に進んだ所で入口を発見。
こちらです。
入場料は180ポンド(976円)。
エジプトはほとんどの観光地でクレジットカードが使えず、結構不便でした。
ルクソール神殿はこの後に行くカルナック神殿として建てられましたが、とても副殿とは思えない大きさです。
実物は写真よりも大きく感じました。
入口のオベリスクは元々2本ありましたが、現在は片方がパリのコンコルド広場にあります。
パリに行った時に見たのですが、写真を見返しても残っていませんでした。
第1塔門にある2対の像はご存知ラムセス2世
ラムセス2世の中庭
どんどん進んでいきます。
そこまで広くはありません。
アメンホテプ3世の中庭
今回エジプトに来るにあたって壁画を見るのが本当に楽しみでした。
遊戯王の世界...
英語、アラビア語と並んでなぜか日本語で「立入禁止」
誰か悪さをした日本人がいたのか、それとも日本人観光客が多いのか...
神殿の向かい側には1本の道が伸びていて、両橋にはスフィンクスがたくさん並んでいます。
これはスフィンクス参道と呼ばれ、このルクソール神殿と後で行くカルナック神殿を繋いでいます。
距離は2.5kmほどとかなり長いです。
航空写真からも確認できます。
神殿を出て、お昼ご飯を求めて街をぶらぶら。
昨日の夜に行ったスークあたりへ。
いい感じの雰囲気の路地。
この店にしましょう〜
なんだかよく分からない魚
予想より巨大なのが出てきました。
運ばれたパンやライスとかも含まれているかとは思いますが、275ポンド(1,491円)なのでちょっと高くいかれてしまいました。
お次はカルナック神殿へ。
ここからの主な交通機関はタクシーぐらいっぽいです。
馬車でも行けますが面倒くさいトラブルになりそうなのでパス。
流しのタクシーでも良いんですが、ぼったくられるのも嫌なのでアプリを使います。
エジプトを含む中東諸国では、Careemというアプリが主流のようなのでインストールしました。
カイロではUberも使えます。
ただ、今いる場所の道が影響しているのかドライバーが中々来ずにキャンセルになったりと少し苦戦。
ちょっとゆっくりしていると、
子どもたちが話しかけてきました。
英語は通じませんが、地球の歩き方を見ながらアラビア語を使ってお話し。
通じると喜んでくれますしこっちも嬉しいです。
その様子を見たおっちゃんも話しかけてくれました。
その人は英語が通じました。
タクシーが来ずに困っていると伝えたら、自分の携帯を使ってドライバーにアラビア語で話してくれて、ここまで連れてきてくださいました。
これぞ旅って感じですね。感謝です。
タクシーはぼったくられることもバクシーシ(エジプト版チップ)を要求されることもなく、16ポンド(87円)という最初に表示されていた金額通りで乗れました。
というか安い!!
カルナック神殿
今から観光するカルナック神殿は、テーベの守り神であるアメン神を祀るために建てられました。
その後テーベが首都となった時に、アメン神は太陽神ラーと融合して国家の最高神アメン・ラーとなりました。
という遊戯王のようなロマン溢れるエピソードがあります。
エジプト国内の世界遺産では、ギザのピラミッドの次に訪問する人が多いそうです。
入場料220ポンド(1,192円)とお手洗い10ポンド(54円)。
先程行った副殿のルクソール神殿よりも大きいです。
壁画もたくさんあります。
カルナック神殿のハイライトは、134本の柱が建てられている大列柱室。圧巻です。
細部にまで壁画が細かく描かれています。
ハトシェプスト女王とトトメス3世のオベリスクが2本あります。
こちらはアメンホテプ3世が神に捧げたスカラベ(フンコロガシ)の像。
古代エジプトの人々は、スカラベが糞玉を転がす姿を太陽の回転を司るケぺラ神に重ね、スカラベをケペラの神の化身と考えたようです。
半時計周りに回ると願いが叶うとかで、皆さんぐるぐる回っていました。
自分は眺めていただけです(笑)
冬のエジプトは夜は冷えるのですが、日中は日差しが強くちょっとふらふらしてきました。
ホテルに戻りましょう。
再びCareem。34ポンド(184円)
日本人だとわかると、この車も日本車で、中国製とは違って性能がすごく良いよ〜と言ってくださいました。
確かマツダだった気がします。
ホテル到着!
夕暮れのナイル川を少し眺めようと、ホテルの裏に出ました。
俺のことを撮って!と写り込んできた方(笑)
少し休憩して20時頃晩ご飯へ。
昨日の分のブログでも載せましたが、下の地図の紫の辺りをぶらぶらしてお店を探しました。
今日はチキンシャワルマ
中東でよくある料理ですね。
70ポンド(379円)
コスパ◎
ホテルへの道でふらっと寄ったカフェでチャイ。
50ポンド(271円)と言われましたが、高すぎるので20ポンド(108円)にまけてもらいました。
それでも高いですけどね。
お客さんのエジプト人と結構話しましたが、英語に癖があって聞き取り辛かったです。
ホテルに戻って爆睡してしまい滑り込みで10kmラン
昨日は北に走って、今日は南に走りました。
こんな時間でも客引きがホテルの前に待ち伏せしています。
明日はいよいよルクソール観光のハイライト「死者の街」の観光です。
広範囲なのでかなり疲れそうですがめちゃくちゃ楽しみ!!