2019.8.15
1€≒118円、時差-7時間
大阪→シンガポール→パリ→ブリュッセル→ケルン→ミュンヘン→プラハ→ドレスデン→ベルリン
ベルリン2日目です。昨日は西ベルリン(旧連合国側)を観光したので、今日は東ベルリン(旧ソ連側)を中心に周ります。
①ホテル ②ポツダム広場 ③赤い市庁舎 ④ニコライ教会 ⑤ベルリン大聖堂 ⑥ハッケシャーマルクト ⑦ベルリンの壁記念センター ⑧イーストサイドギャラリー
まずは、昨日も行った動物園駅(ツォー駅)のマクド。
ケルンで食べた全く同じ苺ケーキ。合わせて4.18€(493円)。
マックカフェはお手頃な価格のうえにめっちゃおいしいです!
ich liebe es. i'm lovin' it のドイツ語版です。
ポツダム広場
ポツダム広場にやってきました。昨日の分の記事には書いてませんでしたが、実は昨日も来ました。
この時計塔は、1924年に建てられたベルリン最初、ドイツで2番目の信号機のリメイク。
ベルリンの壁の一部が5枚ほどありました。
ドイツらしいベンツのマーク。
広場の近くにMALL OF BERLINという建物があります。WALL OF BERLIN(ベルリンの壁)に掛けていて洒落てます。
赤の市庁舎と聖ニコライ教会
バスで東に進み、赤の市庁舎へ。後ろに写っているのは有名なテレビ塔。
すぐ近くに聖ニコライ教会という良い雰囲気の教会があります。
北西へ歩いていきます。
左は聖マリア教会、手前の噴水はネプチューンの噴水というらしいです。
ベルリン大聖堂
橋を渡ってベルリン大聖堂に到着。こちらもベルリンの有名な観光地です。
昨日ブランデンブルク門で大量にいたしつこい署名活動の類いの人たちを振り切ります。
でました、路上博打。パリでも見ましたが絶対にやってはいけません。
このおっちゃんを囲ってる人達、全員グルですからね。
入場料は7€ですが、ベルリンウェルカムカードで5€(590円)に割引きされました。
うろ覚えですが、教会の中に入れる時間ではなかったので、先にうえに登ります。
天気は良くありませんでしたが、思ったより良い眺めです。
工事中の所もありますが、こちらは世界遺産にも登録されている博物館島。
博物館がいくつかありますが、ベルリン滞在中は一度も行きませんでした。
前にも言いましたが、どうしても見たいものがなければあまり行く気にならないんです...
さっき通ったテレビ塔や市庁舎、聖ニコライ教会が1枚におさめられます。
1人の青年に写真をお願いされたのですが、韓国人?と聞いたらやっぱりそうでした。
この時期、日韓関係は最悪の状態でしたが、良い方でした。
去年ソウルに行き、今年は11月に友達と釜山に行くと話したら喜んでもらえましたが、日韓関係は回復せずに延期することになります。
まあ焦らなくても、釜山なら近い将来すぐ行けると思いますし。
降りて大聖堂の中に入って休憩。
ハッケシャーマルクト
駅の方に歩いていたら、何やら良さげな市場を見つけました。
無印とユニクロのコラボ!!
本日のお昼はこちら。中東っぽい料理。
ミックステラーというものを注文、5.9€(696円)。おいしかったです。
ドーナツも食べました、3個で1.8€(212円)。安いですね。
めっちゃお腹いっぱいになりました。
オレンジジュースも。2€(236円)。お腹がたぷたぷです。
ベルリンの壁記念センター
地下鉄でBernauer通りまで行きます。
下にTunnelと書いてますが、ベルリンの壁を越えるために掘られたトンネルでしょうか。
和解の礼拝堂と言われる建物があり、入ってみました。
目の前には和解の像があります。
こちらに書いているとおり、この像はコンベントリー(イギリス)と広島にもあるそうです。
旅程を組んでから気づいたのですが、今日は8/15で終戦記念日です。
ポツダム宣言で知られるポツダムは、ちょうどこのベルリンからもすぐに行ける距離。
ベルリンの壁記念センターに着きました。上に登ると、ベルリンの壁の構造がよくわかります。
ベルリンの壁は1枚ではなく、このように2枚になっていて、壁同士もすぐに越えられないように距離があります。
一応向こう側が壁の隙間から見えました。
壁の高さは4m前後。数字以上に、とてつもなく高い壁のように感じます。
芝生に不自然に引かれている線は、壁があった場所。
当時はトンネルを掘ったり、カバンに入って隠れたり、ハングライダーを使ったり、試行錯誤して命懸けで越えていたようですが、今ではこのように簡単に越えられます。
イーストサイドギャラリー
イーストサイドギャラリーは、1kmちょっとのベルリンの壁にさまざまなアートが描かれています。
ベルリンの壁と聞くと、おそらくこちらの方が最初に出てくるかもしれません。
日本地区への迂回路
日本人である私が撮っているのを見て、はにかんでもらいました。
カップルが繋ぐ南京錠。ケルンのホーヘンツォレルン橋にもありましたが、このベルリンの壁の場所に繋ぐのはどういった意図なのでしょうか。
数あるベルリンの壁の絵の中で、おそらくこちらが一番有名ではないでしょうか。
旧ソ連・ブレジネフ書記長と旧東ドイツのホーネッカー書記長のキスの絵です。
この絵を撮るのがかなり難しく、この状態で撮るのに10分かかりました。
壁の前の歩道は狭くて通行人が絶えません。歩く人がいなくなったり、気遣って止まったりしても、この絵と一緒に撮ろうとする人が壁の前に隙を縫って立とうとします。
個人的に一番見たかったのが、かつてユダヤ人への迫害政策をとったドイツと、ユダヤ人国家のイスラエルの国旗が重なった絵。
ドレスデンに留学していた後輩が、ベルリンに観光したときの写真で知りました。
全ての絵を見終わりました。ちなみにイーストサイドギャラリーの前にも路上博打の人が大勢いました。
ビールを飲みながら、足元にあるペダルを漕いで進む乗り物があり、めっちゃ楽しそうでした!
皆さん全速力でペダルを漕いでました(笑)
テンペルホーフ空港
ホテルに戻ります。帰りの電車で抜き打ちの検札があり、無賃乗車で連れてかれている人がいました。
ヨーロッパでは夜に走ることが多かったですが、明日は朝とてつもなく早く起きないといけないので夕方に走ります。
最初はベルリンの壁を走るつもりでしたが、調べてみるとテンペルホーフ空港という何やら面白そうな場所があります。
こちらはナチス時代に作られ、WW2以降は飛び地になった西ベルリンへの空輸に使われていた空港です。冷戦後はテーゲル空港の開港などで便数が減り、閉鎖されたまま現在は公園として無料で開放されています。
滑走路を走るという、今後絶対にない機会。空港というだけあってめちゃくちゃ広いです。
走っている人や散歩する人、スポーツをする人が大勢いました。
上の写真から滑走路を半分ほど進んでも下の写真ですので、広さがわかると思います。
入ることはできませんが、ターミナルも残っています。
ホテルからは片道7kmでしたので、滑走路の2kmと少し余りで久しぶりに20km走りました。
私は走っていきましたが、電車の場合は滑走路まで行くだけでかなり距離があるので覚悟が必要です。5km以上歩くことになるのではないでしょうか。
さて、シャワーを浴びて夕食の時間です。
アイスバインという塩漬けの豚のすね肉を食べようとバス乗り場に向かったのですが、ヴィルヘルム記念教会の近くの市場が良い雰囲気だったので、ここで食べることにします。
ケバブとビールで10.4€(1227円)と少し高め。
酔っ払ってて記憶があやふやですが、帰りに知らない酔っ払いと話してグータッチをしたのを覚えてます笑
ホテルの近くのレストランに寄り道をして、パンナコッタを食べました。2.95€(348円)。
プラハを挟んでドイツは長くいましたが、これで最後。
昨日も書きましたが、タバコを吸ってる人があまりにも多く、歩道もタバコの吸殻だらけで路上博打もいっぱい。
街の雰囲気もかなり悪いときがあり、ベルリンはやはりあまり好きにはなれませんでした。
ですが、ベルリンの壁は一度でも実際に自分の目で見れて良かったと思います。
明日は朝7時の飛行機でロンドンへ。3時半くらいには起きておかないといけませんが、1時半まで寝られませんでした。
ちゃんと起きられるのでしょうか... 長くなりましたが、明日に続きます。