2023.12.30 ベトナム3日目
ホーチミン3日目
1ドン=0.0058円
25〜33℃
昨日に引き続き今日も美味しいホテルの朝食です。
本日はホーチミン市内から日帰りツアーを旅行してクチトンネルに行きます。
ネットから日本語ツアーで申し込みました。
日本円で5,938円。
バスでホテルまでお迎えがあるとのことでしたが、人数の関係で難しいようで、前日にメールでピックアップをするホテルの場所が指定されました。
自分のホテルから徒歩5分なのですぐでした。
ガイドさんはベトナム人ですが日本語ペラペラでした。
ベトナムは旧正月文化の国ですがら街中は大晦日ムード一色でした。
道中は色々ガイドさんの説明がありました。
ベトナム戦争の事だけでなく、ベトナムの文化など色々話してくださりました。
一番興味深かったのはバイクの話です。
特にこのホーチミン市内は、バイクが多いベトナムの中でも異次元の多さですが、9割は日本製でそのほとんどがホンダのバイクで、その多さからバイクに乗る事そのものを「ホンダに乗る」と言うらしいです。
日本製だと1台20〜30万円ですが、ベトナムでの平均月収は4万円程なので、半年分の給料と考えるととてつもない高さである事がわかります。
ただ、ベトナムでは車にかかる税金がかなり高く、車を持っている人は相当な金持ちのようです。
調べてみると、ベトナムではアルファードが2000万円とかでした。
交通ルールがめちゃくちゃなベトナムですが、何とつい2年前までは飲酒運転がOKだったようです。
今はバイクだと5万円、車だと20万円の罰金となっています。
そんな話しを聞いているうちにトイレ休憩となりました。
クチまでは約70km。
出発してから3時間弱で到着しました。
クチトンネルに行く前に、近くの実弾射撃場に寄るみたいです。
数千円払うと体験ができます。
自分はやらずに上から眺めていましたが、音が大きすぎて耳が破裂するかと思いました。
自動小銃の下に銃弾が転がっているのが見えます。
再びバスに乗ってクチトンネルへ。
まずはここでガイドさんの解説を聞いて映像を見ます。
クチはベトナム戦争当時、ベトコン(南ベトナム開放戦線)の拠点が置かれており、アメリカの度重なる空爆と枯葉剤の散布がありました。
それを避けるために、全長250kmで3階構造のトンネルが掘られました。
終端はサイゴン川に繋がっています。
ベトナム戦争中に散布された枯葉剤は、10年間で7200万リットルだそうです。
どれほどの量だか想像もつきません。
トンネルの中に入っていきましょう。
観光地用として入れるのはごくわずかです。
このトンネルは現在は整備されていますが、当時は木の枝や枯葉でカモフラージュされています。
中は中腰で進んでいくのがやっとです。
アメリカ人は大柄ですが、ベトナム人は小柄なので比較的すいすいと進んでいけたそうです。
気温も33℃なのでもう汗だくです。
汚れても良い格好推奨と書いていましたが、本当にその通りでした。
壁に当たると砂が付いてしまいます。
カバンとかも高いものは避けた方が良いと思います。
細い道だけでなく、このような会議室や居住スペースもあります。
ホーチミンの言葉で、「独立と自由ほど尊いものはない」と書かれています。
こんなめちゃくちゃ狭いトンネルもあります。
蓋がされていたら中々気付かないでしょうね。
トラップもそこら中にあります。
写真では伝わりにくいですが、爆撃で地面が凹んでいる所もたくさんありました。
最後のトンネルが、観光用としていける最長のトンネルで60mあるらしいです。
結構疲れもあるので、入る人と入らない人は半々くらいでした。
自分は入りましたが、入って数秒で後悔しました。
狭い場所も多くてかなりきつかったです。
一度入ってある程度進むと戻れないので覚悟が必要です(笑)
トンネルを終えて休憩タイム。
タロイモが無料で配られました。
個人的にはかなり好みでしたが、ベトナム戦争当時はこれをひたすら朝昼晩で食べていたらしいです。
戦争当時に使用されていた、タイヤで作られたサンダル。
ホーチミンサンダルと呼ばれています。
お土産としても売っています。
ツアーは13時過ぎに終わりました。
疲れましたが、ベトナム戦争についてより理解が深まりましたし来てよかったです。
ホーチミン市内に戻って、16時と少し遅めの昼ごはん。
昨日バインミーを食べて良かったお店にまた来ました。
今日は牛肉のフォー。
8,0000ドン(464円)
さらに続けてすき家!
昨日見てから食べたい欲が止まりませんでした。
フォーも食べているのでミニサイズにしました。
57,000ドン(331円)
日本と変わらないクオリティ。
ファミマでおやつを買ってホテルでくつろぎました。
合計64,000ドン(371円)
そしてホーチミン市で最後の10kmラン。
走りながら撮りましたが夜景が綺麗でした。
相変わらず大量のバイク。
信号もないのにどうやって渡ればいいんでしょうか。
シャワーを浴びて晩ご飯。
レタントンの日本人街のラーメン屋にしました。
ラーメン120,000ドン(696円)
餃子80,000ドン(464円)
豚骨に細麺という一番大好きな王道の博多ラーメン。
体に染み渡りました!
そして同じくレタントンにあるこちらのホテルへ。
こちらの宿泊客ではありませんが、何と温泉のみの利用をすることができます。
250,000ドン(1450円)と結構しますが、露天風呂でそれはもう最高でした。
ラーメンを食べて温泉に入る、日本と何ら変わらない生活を過ごす事もできます。
バイクタクシーでブイビエン通りに来ました。
22,000ドン(128円)
正確にはまだ通りの入口ではありませんが、ここまで爆音が響き渡ってきます。
もう耳がぶっ壊れそうなほどの爆音。
これはすごいですね。
お店がいっぱいありますが、自分は通りを歩くだけにしました。
再びバイクタクシーでホテルに戻ります。
28,000ドン(162円)
サークルKで色々買いました。
65,000ドン(377円)
明日でホーチミン市を出発します。
行けなかった所もありますが、十分満喫できました!