シンガポールからパリへ
マリーナベイの屋上から2回目のナイトショーを見終えて、チャンギ国際空港に戻ります。
走った後、結局シャワーがなくて浴びられなかったので、ラウンジのシャワーでようやく汗を落とせました。
パリ行きは荷物検査が2回あり、かなり厳重。
機内では、隣のフランス人のおばさまがすごい優しい人でした!
入れていたフェアリーテイルを見ながら数学のプリントを作ったり、寝たりしているうちにパリに到着。
空港からパリ市内のホテルへ
過去最長の1時間くらい並んで入国審査完了。審査官がコンニチハと言ってくださいました。
審査を抜けた先は独特な形をしています。
治安がこの世の終わりと噂のRER B線に乗車
CDGからRER B線で市内へ。見出しにあるように、この電車は治安が悪い北部を通るので、治安がかなり悪いようです。
念を入れ、ダミーの財布をポケットに入れ、カードも分散をして、iPhoneも触らずに細心の注意を払いましたが、全然治安が悪い雰囲気はしませんでした。バイオリンを弾いてお金をせびっていた人がいていたくらいです。
乗った電車がたまたま各停ではなかったのが良かったのかもしれません。
シャトレ・レ・アール駅でメトロに乗り換えて、ホテルの最寄駅へ。
パリの電車は欧州によくあるゾーン制で、空港でゾーン1-5の1日乗り放題券を17.8€(2100円)で買っておきました。空港を含まずに市内だけを移動する場合はゾーン1で充分です。ヴェルサイユまで行く場合はゾーン2までになります。
地上に出たとき、いよいよパリに来たんだと実感しました。メトロの小汚い所も、初めてNYに行ったときの高揚感に似ています。
10時半、ホテル「キリアドホテルVIII イタリーゴブラン」にチェックイン。
中心部のホテルは馬鹿高く、安いと思ったら治安の悪い地域で予約に苦戦しました。ホテルのある13区は少し離れていますが、治安は良くて思ったより部屋も広く、一泊7000円くらいだったので大成功( ´∀`)
最後まで行きませんでしたが、すぐ隣には店員が日本人の寿司屋さんがあります。
本日はパリ市内を周ります。
①ホテル ②電気屋 ③ルーブル美術館 ④オペラ・ガルニエ ⑤凱旋門 ⑥エッフェル塔
大事な物を忘れていた...
長いフライトの疲れを取ろうとホテルで少しゆっくりしていたときでした。
iPhoneの充電器をコンセントに挿します。
挿しま......。
......。
挿さらない!!!!!!
イスラエルのときはWiFiルーターについていましたが、今回はレンタルしてなかったのですっかり忘れてました汗
電気屋を検索すると、何駅か行った所にあったので直行しました。
パリはどこを切り取っても絵になります。
電気屋の隣には、シンガポールに引き続きパリにも無印がありました(笑)
英語で話してもフランス語で返ってくるので苦戦しましたが、9.9€(1168円)で変換プラグを購入できました。
一安心したところで散歩していると、フランスで食べてみたかったタルタルステーキの文字が!!
生肉大好きなのでおいしかったです。昼から贅沢をしましたが、13€(1534円)だったので安く食べられたと思います。
これ以降、フランスのレストランでは必ずフランスパンが出てきます(笑)
ルーブル美術館
NYのメトロポリタン美術館には行ってるので、世界三大美術館のうち2つが制覇できたことになります。
残り1つはロシアのサンクトペテルブルク(旧レニングラード)にあります。またロシアに行きたいなあ...近場ですがウラジオストクも良いですね。
並んでチケットを買い、中のスタバで休憩。入場料15€(1770円)、マンゴーフラペチーノ5.9€(696円)。
一目散に向かったのはルーブルのハイライト・モナリザ!!もっと大混雑だと思いましたが、思ったよりもゆっくり見れました。
他に有名なのは、サモトラケのニケ、ミロのヴィーナスといったところでしょうか。
数時間滞在して出てきました。ちゃんと周ろうとすると、広すぎて1日以上かかります。
ルーブルを出て少し散歩し、メトロで北にあるオペラ・ガルニエへ(中には入らず)。
シャンゼリゼ通りを通って凱旋門へ
メトロでコンコルド広場まで再び南下し、そこから凱旋門まで伸びている2kmの世界一有名な通り・シャンゼリゼ通りを散歩しました。
ビトンの本店もあります。
終点の凱旋門!!近すぎて写りきらない(笑)
入場料12€(1416円)。螺旋階段で展望台へ。
凱旋門を中心に放射線状に広がる、高さが統一された白い街並みが本当に綺麗です。
左に見える丘は、パリ北部にあるモンマルトルの丘で、数日後に行く予定です。
シャンゼリゼ通りはひときわ大きくてすぐにわかります。
エッフェル塔ももちろん見えます。
左に見えるのはモンパルナスタワー。パリ一高いビルで、かつては欧州一の高さでしたが、現在はロンドンのザシャードが一番高いようです(間違ってたらすみません)。ザシャードは旅終盤のロンドンで訪れます。
降りてから、改めて凱旋門の写真を撮っていたら写真を頼まれ、少しお話して仲良くなりました。
パリとトゥールーズ出身の方でした。
エッフェル塔
メトロで2駅移動し、エッフェル塔へ〜
夕食はホットドッグとコーラ8.5€(1003円)。チーズがたっぷりでボリューム満点。
エッフェル塔のふもとで、セーヌ川を眺めながら優雅なひと時を過ごしました。
頂上まで、階段とエレベーターで上がりました。9.8€(1145円)。確か24歳以下だったので安くなった記憶があります。
セーヌ川と白い街並みが調和していて綺麗でした~
凱旋門も見えます。
まだ明るいですが、これでも21時半なのでそろそろホテルに戻ります。
エッフェル塔からホテルに戻るときに起きた大事件
エッフェル塔からホテルへのメトロが工事中で、違う駅まで歩いてもシャッターで閉まっていて、だいぶ歩いた駅から何とか乗れました汗
シャンゼリゼ通りにあるルーズベルト駅で乗り換えているときのこと...上りのエスカレーターに乗り、右に並んで立っていました。
左を若い男2人組が歩いてきて、自分の前の空いていたスペースに一人が入り、もう一人は自分の左に立って止まって2人が話し始めました。
◇が自分、◆が2人組です。
↑ ↑
| ◆|
| ◆ ◇|
前の人はまだしも、自分の左に立つのは少し不自然。そう思った瞬間、ポケットに入れていた財布に左の人が手を入れてきました。
必死に抵抗して英語でボロクソに言ったら、周りに人が多かったのもあって諦めてくれました。
この時はお金もカードも分散しておらず、取られていたら欧州初日にして無一文になり、3週間を過ごすことになっていました。
こういった犯罪は初めての経験。分散せず、しかも財布をポケットに入れていた自分のミスです。
メトロの一部路線では、「貴重品の管理には十分ご注意ください」と日本語でアナウンスがあるくらいなので、日本人の被害が多いのでしょう。
パリの治安の悪さを再確認して、身を引き締めます。
本日の振り返り
ホテルに着いたら息つく間もなく、セーヌ川沿いを10kmラン。
思ったより高低差があり、石畳みが多かったですが気持ち良いランでした。何よりこの時期の日本とは比べ物にならないほど涼しく、走る前は少し肌寒いくらいです。
12時過ぎに終わってシャワーを浴び、ホテルのロビーでフランス発祥のオランジーナを飲みながら、本日の振り返りと明日の予習。
この日はメトロの運休もあって21km歩きました。昨日のシンガポールと合わせると、2日で徒歩46km、ラン20kmというとんでもないことになりました泣
明日、明後日は別々の場所にお出かけをする予定です。